東京大学が発表。2025年入試より「情報」の科目を利用

今年2022年は、プログラミング教育の業界にとって非常に大きな出来事が2つありました。

■その①「国立大学の入試に“情報”を追加」
2022年の1月に国立大学協会が国立大学協会の基本方針を発表しました。
https://www.janu.jp/
発表の内容を要約すると、“原則として2025年から入試教科に“情報”の科目を課す”といった内容です。

この“情報”という科目は、いわゆるプログラミング教育と非常に近い内容です。
正確には“情報教育”の中の一部分や複数部分をプログラミング教育が取り扱っている状態です。

数年前より大学共通テストに情報が追加されることは決定していたのですが、各大学においてどの程度利用されるのか、優先されるかは不明な部分が多いままでした。
そんな中での、“原則として2025年から入試教科に“情報”の科目を課す”といった発表は、“情報”という科目に対しての受験対策が必要になったということとなります。

※国立大学協会とは
国立大学法人や各種研究機構など、大学共同利用機関法人を会員とする社団法人。

■その②「東京大学の入試制度の発表」
東京大学が2025年度の大学共通テストにおいて情報の科目を利用することを下記のように発表しました。
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/admissions/undergraduate/20220326.html

東京大学の発表は他大学の各科の教科や科目の選択についても大きく影響します。

大学共通テスト、センター試験では「5教科」の制度が30年続いていました。
2025年以降そこに1教科「情報」が加わり「6教科」へと変わります。
なんと30年続いていた制度が変わりました。

これはプログラミング教育業界だけでなく、塾や予備校などの受験業界にも大きな影響を与えるでしょう。
いよいよプログラミングは、受験という市場でも本格的に大きな意味を持つようになります。

■プログラミングは人生を豊かにする
学校でのプログラミング学習、受験でのプログラミングの科目追加、などプログラミングを取り巻く環境は日々変わっていきます。
もちろん私たちのプログラミング教育が学校での学習や受験に役立つことは非常に嬉しく感じています。

ただ、わたしたちは、プログラミング教育とは、人生を豊かにするものだと思っています。
論理的な思考能力、パターン認識能力、挑戦する力、失敗する力、工夫する力、改善する力、どれも人生を生き抜いていくために必要な能力です。

さらにわたしたちロボグラムは、“変化に適応する力”にも重きを置いています。
変化に適応する力とは、つまり“自分で考えて答えを出す力”です。

世の中は変わり続けます。
その時その時によって必要な能力も変わっていくでしょう。
その時その時によって正しい選択肢も変わっていくでしょう。

ですが、ロボグラムで学んだ【自分で考える力】があればどんな困難も乗り越え、たくましく生きていくことができます。

10年後、20年後に「あの時、ロボグラムに通ってよかった」と子供たちに思ってもらえるそんな未来を私たちは目指しています。

授業の体験や、夏の体験会なども開催しています。
授業体験・体験会はこちら

一覧へ戻る