非認知スキルを高めて、豊かな人生を。子ども時代に必要なことは?

認知スキル・非認知スキルとは

認知スキルとは、読み書き・計算など、テストで測ることのできる能力を指します。テストの点数や、IQの数値などで確認できるものです。

いっぽう非認知スキルは、テストでははかりづらい能力となっています。

例えば、目標を達成するための忍耐力や粘り強さ、最後までやり抜く力。
他人との強調性や社会性、自信や自尊心、感謝などの感情コントロールといったものです。

非認知スキルは、「生きる力」と言い換えてもいいでしょう。

幼い頃に高めた非認知スキルは、大人になっても持続します。社会的な成功や、豊かな生活を送る能力につながるスキルなのです。

変化が激しく、柔軟さを求められる現代社会では、この非認知スキルこそが求められる力となってきています。

また、非認知スキルは学ぶ力そのものに繋がっていくため、非認知スキルが高いと、認知スキル=学力も高まっていくのです!

非認知スキルはどう伸ばす?

豊かな人生を送るために重要な非認知スキル。ご自身のお子さんの能力、できるかぎり伸ばしてあげたいですよね。

非認知スキルが伸びていく場面や取り組みは、お子さんの人生の中に溢れています。
どんなことで非認知スキルが育っていくのか、いくつかご案内しますね。

無条件の愛情

お子さんは、親御さんのそばで過ごすだけで、たくさんのことを吸収し学んでいきます。

お父さんお母さんの隣で、好きなことをしている。それが許されるだけで、まだ何も理解できないように感じる年齢のお子さんであっても、「無条件に愛されている」という事実を感じ取っていきます。

たくさんの愛情を注いでくれる親御さんに対し、信頼感と安心感が生まれると、いったいどうなるでしょうか?

信頼感と安心感が生まれると「ありのままでいいんだ」という自己肯定感が育まれていくのです。

この自己肯定感や安心感は、お子さんに「やりたいことを頑張っていいんだ」という気持ちを芽生えさせ、非認知スキルの基礎となる大切なものです。

遊びで育つ

お子さんたちは、いろいろと遊んでみる中で、自分の好きなことを見つけていきますよね。この「好き」「楽しい」という感覚がポイント。

例えば、プラレールが大好きな男の子。遊んでいく中で、「電車を走らせたい!」「夢のコースをつくりたい!」という気持ちがどんどん大きくなっていきます。

好きから生まれた意欲は持続しやすく、「最後までやり抜く力」を育んでくれるのです。

関わりで育つ

非認知スキルは、お友達や周りの人との関わりの中でも育ちます。

お友達と一緒にする遊び、たくさんありますよね。

親御さんご自身の子どもの頃を思い出してみてください。鬼ごっこや缶蹴りで、友達と協力して遊んだ覚えはありませんか?

「自分が生き残るため、お友達を助けるために頑張った」という経験、あるのではないでしょうか。

おままごとだって、積み木遊びだって同じです。一緒に遊ぶ仲間と相談しながら成し遂げていくことで、社会性や協調性が育まれます。

時にはテレビゲームだって、クリアするために戦略を練ったり、協力プレーで難問を乗り切った経験に。

その中での「失敗」も、お子さんの非認知スキルを伸ばす貴重な体験です。

どうしてうまくいかなかったんだろう?もっとこうしてみよう!
ひとりで考えることで粘り強さが、相談することで協調性が伸びていきます。そして、最後までやり抜くことにつながります。

小学校では、授業を通じてお友達や先生と一緒に課題に取り組む機会が増えますよね。

誰かと一緒に何かをおこなうことで、お子さんの社会性や思いやりが育つのです。

手指で触れて、作って育つ

手指を使い、五感で感じていくことも、非認知スキルの向上につながります。

お子さんたちは、大人よりもずっと感性が豊か。人生は初めてのことばかりで、辺りはキラキラしたもので溢れているように見えています。

もちろん、こわいと感じるものだってありますよね。

目で見て、耳で聞いて、匂いを感じる。お子さんたちは、五感を通じてひとつひとつ確認し、たくさんのものを知っていくでしょう。

さらに年齢が上がるにつれ、自分の手を使って試してみることを始めます。そして、「できた」「わかった」という感覚を覚えていきます。

手指で触れて、自分で動かして成し遂げたことへの達成感で、学びを楽しいと感じていく。このことが、非認知スキルをよりよく伸ばすベースになるのです。

社会で求められる非認知スキル

言われたことをやるだけではダメ。昨今、大人の社会でそんなことを耳にしませんか?

本当に仕事ができる人、社会の役に立てる人とは、何なのでしょう。

言われたことをやるだけでなく、何をしたらよいのか。現代社会では、それを自分で考えていく能力が求められています。

成し遂げるべきタスクを「お題」と捉え、探究心をもって膨らませていく。今おこなっている取り組みから次のビジョンを見出したり、プラスアルファの発見ができる。

今理想とされているのは、そんな姿なのではないでしょうか。

社会で求められる素敵な人に備わっているのが、まさに非認知スキルです。

ロボットプログラミングで非認知スキルを伸ばす

非認知スキルを高めるには、子ども時代の学びが重要。ロボットプログラミングなら、小学生のお子さんの非認知スキルを総合的に伸ばすことができます。

ロボグラムでは、ロボットを自分で組み立て、プログラミングで動かすということがカリキュラムの軸です。お友達や先生と相談しながら試行錯誤を繰り返し、思い通りに動かせるよう、最後までやり抜く力を育む教育を行います。

ディスカッションや発表、イベントを通じて社会性を身につけることも可能です。

楽しみながら学ぶ小学生向けのロボットプログラミングは、非認知スキルを高める総合教育と言っても過言ではありません。

非認知スキルが高い人は、学んだり、高めていくことに対しての喜びを自然に感じます。困難なことでも、楽しみながら取り組めるようになるのです。

非認知スキルが備わっていることで、自分の人生を豊かだと感じられるのではないでしょうか。これは、ひとつの幸せと言えるかと思います。

わが子には、そんな人生を歩んでいってほしいですよね。

ロボットプログラミング教室を通じて、素敵な大人への第一歩を踏み出してみませんか?

ロボグラムでは、教室見学や体験授業を随時行っています。日時など、こちらからお気軽にご相談ください

 

 

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